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by ryo0610hi
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 ロンフォールはとても晴れていた。
 霧が多く発生するこの森ではあったが、ライゼルの訓練の成功を支援するかのようなすっきりとした青空だった。
 ライゼルは、初めて渡された「パール」と呼ばれる通信機を耳に装備する。
 ピアスやイヤリングとは違い、耳の穴に直接はめ込むものだった。
『ライゼル。聞こえるか?』
 パールから直接クリエルの声が聞こえた。それに対してつい頷いてしまってから、慌てて返事を返す。
「は・・はいっ」
「うむ。頷いても私には伝わらないからな」
 クリエルの返事は、パールからではなく、ライゼルの真後ろから聞こえビクッとライゼルは後ろを振り返る。
「初めてのときはよくやるんだ、なに、恥ずかしがることない」
 真っ赤になったライゼルの顔をにやにやしながらクリエルはみて、フォローをいれる。
「さて、ライゼル。訓練を開始する! 今から、王墓へ向かい、墓の後ろで待機。墓を荒らしているやからがいるかどうか、確認ののち帰還。私に直接報告。これが訓練の内容だ。王墓に入る前、墓石前、王墓から出た後の三回の報告はパールを通じて必ずするように。以上だ」
「はい!」
 敬礼をし、ライゼルは答える。
「ただし、無用な戦闘は避ける。なにか危険が迫ったり、不測の事態が発生した場合はパールにて連絡する」
「わかりました」
力強く頷いて、ライゼルは再び敬礼をクリエルに返した。
「開始!」
クリエルの号令でライゼルはロンフォールの森へとかけだした。
「おーい、青年! 逆! そっちじゃねぇぇ!!」
クリエルは、王墓方面とは逆に走り出したライゼルに慌てて声をかける。地図をひろげ「あれ?」と、首をかしげてからなんとか王墓方面へと駆け出したライゼルの様子を見て、クリエルは激しい不安を感じずにはいられなかった。

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by ryo0610hi | 2007-04-13 11:15 | 番外編